結婚式について
結婚式は一世一代の大イベントといってもいいほど大切な行事。特別な日だからこそ、結婚式当日は日常では感じられないような華やかな日を過ごしたいと思うものです。
とはいっても、「結婚式はお金がかかる」「準備するのが大変」「挙式に招きたい知人がいない」など、様々な理由から大勢の前で行われる結婚式にためらいを感じる方も多いのではないでしょうか。
ひと昔前よりも、一人ひとりのライフスタイルの幅が広がり、グローバル化と共に様々な価値観がもたれるようになりました。
ここでは、一般的な結婚とは少し異なりますが、特別な日の思い出となるよう、現代社会の結婚事情についてご紹介します。
現代社会の結婚事情~派手な演出は時代遅れ?
日本で行なわれている結婚式の歴史をさかのぼってみましょう。日本の結婚式は、鎌倉時代には普及していたとされ、当時は「婿入り婚」とよばれ、男性が女性の家に入るということがほとんどでした。
現在は、女性が男性の家へ嫁ぐといった「嫁入り婚」が多いですよね。
戦前は、自宅で開かれることが多かった結婚式ですが、戦後は自宅で開くのが難しくなり、そこで考案されたのが、今も多くの男女に利用されているホテルや結婚式場です。
1980年代からは、自宅ではなく新たに会場を予約して結婚式を行なうことが一般的となり、ウェディング業界もこれをきっかけに大きく変化していきます。
今では、ナシ婚といわれるように、「結婚式を行わない」というカップルも増えており、フォトウェディングとよばれる結婚の思い出を写真に残すスタイルもあります。
こうやって歴史を振り返ってみると、結婚式の形態は、時代の背景と日本の経済事情が関係しているのがうかがえますね。
フォトウェディングについて
結婚形態のなかで、とりわけ新しい結婚形態の「フォトウェディング」を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。フォトウェディングは、文字の通り、結婚の証を写真に残す結婚式です。
入籍後も結婚式をしないカップルが増えているとはいえ、結婚は人生のけじめですので、ふたりの結婚の証を残したいですよね。
そのようなニーズに応えるべく、フォトウェディングでは挙式をせず、ロケーションを決めてドレス姿・タキシード姿の新郎新婦の写真撮影が行われます。
写真そのものが結婚の証ですので、海外をロケ地に選ぶカップルも増えています。
ハワイやグアムのような南国地域では、天候の変化も少ないため人気を集めており、ビーチで笑い合う男女や夕日を背景に見つめ合うふたりなど、ロマンチックなシチュエーションで撮影もできます。
(画像引用サイト★ハワイのビーチでフォトウェディング撮影【アメリカンホリデーズ】)
フォトウェディングならドレスなども現地でレンタルできるため、ハネムーンのついでに撮影を行うカップルも少なくありません。
また、一般的な結婚式と比べて費用もかからないため、結婚式はしないけれど何か結婚の記念に残したい、という方にはフォトウェディングがおすすめですよ。